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2016-02-07 06:00 | カテゴリ:第三章
序章の頃から考えていたかなりどうでもいい設定を暴く。

暴き方のほうはどうでもよくなくなるよう考えました。


















第一階層

遺跡内部 第一階層

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レザシア「なっ……!」

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ニユ「外!?空!?」

モトカ「ここは…!?遺跡から追い出された?いや、でもこんな場所…!?」

ピスティス「言ったでしょ。ここは星に詰められた情報を指導者が映す為の映像機器。指導者が指定すればこの地球上にある、またはかつてあった場所ならどんな所だって再現できてしまう。」

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モトカ「昨日彷徨ったあの空間と似たようなもんか。じゃあこれは映像で俺達はまだ迷宮の中なんだな?」

ピスティス「そう。何のためにこんな場所にしたのかはわからないけど。そっちの人形は体験したことあるでしょ?」

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プルミエンデ「……僕のこと?」

アステガ「その呼び方やめろ。」

ピスティス「…ごめんなさい。」

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レザシア「これが監督の御力…。俺も目の当たりにするのは初めてだよ。だが……つまりはこの先、俺達が生きていけないような環境の空間が再現されていることもあり得るわけだな?」

アステガ「いや、それはねえな。」

ニユ「何で?あいつ私を諦めてるかもだし、ヤケを起こすことだってあるんじゃ?」

アステガ「そうなったとしてもテメェと俺達二人は生き残る。」

ニユ「……………どこまで万能なんだ。」

ピスティス「だから、そうしたって指導者には何の意味も無いって?」

モトカ(何を話しているのかはわからないけど…つまり俺達の身の安全の保障は無いわけね。前衛は他の人に任せるべきか。)

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レザシア「……なるほど、わからん。ただ無いと話がついたところで俺達が招かれざる客であることに違いはないようだぞ。」

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モトカ「わかってるよ。周りモンスターだらけだもんな。俺達が足で立っているこの光景が映像なら、あれだって手も足も出るってことだろ。」

プルミエンデ「ニユ、僕の後ろに。アステガ、それでいい?」

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ニユ「え?お?」

アステガ「いいと思うならそうしろ。」

ニユ「いやでも」

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アステガ「あと間違ってもテメェは戦うな。迷惑だ。」

ニユ「………………なんかごめん。私もそういうことはしたくない。けど、こんな力があるのにそれじゃああんまり申し訳ないような。」

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プルミエンデ「いいよ。僕だって本当ならこんなことしたくはないからわかるし。けど、この先にいるのは全部映像だってわかってるなら。身を護るだけなら!」

レザシア「いいノリだ。そうとも、相手がアレでは味気ないが遠慮は無用ということだ。」

モトカ「この少人数だ。厄介なのがいたら迷わず逃げる方向でいこうぜ!」

レザシア「その辺の判断は任せるぞ。空気を読むつもりなどないし、刃を持たぬ自分の力量を俺は知らんのでな(チラッ」

モトカ「ごめんて。」

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アステガ(ここにモンスターを再現したって意味がねえのは同じのはず。目的は時間稼ぎか?だが何のために?それに──)

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ピスティス(それにこの場所の感じは間違いなくエミル界じゃない。とすると、空の色からしてタイタニア界?…指導者の力はエミル界の地球の記憶に限定したものじゃないってこと?それとも、この星に取り込まれたかつて生きていた人の記憶までも再現できるってこと?

アステガ(この星にいたタイタニア界の記憶を持っている奴なんざ大戦中の人間を除けばそう多くはねえ。想像通りだとしたらふざけたことしてくれやがる。だがそれにしたって…今は考えるだけ無駄だな。)

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モトカ「じゃあまずはどうやって奥に進むのか、続く道から探さなきゃな。…あるんだろーな?」

ピスティス「…………。」

モトカ「黙るなよ!目を逸らすなよ!」

レザシア「ソレガワカラナイ。」

アステガ「ねえならねえでそんときゃ作ればいい。」

プルミエンデ「そんなことできるの?」

アステガ「…………。」

モトカ「いやだから黙るなよこっち向けって!」

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ニユ「ほんとすんません…。マジすんませんこんな面倒をおかけして皆さんほんとすんません…。」

アステガ「うぜえ、それ以上謝んな。」

ニユ「…すんまsおっと。」















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プルミエンデ「……あの。」

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ピスティス「…ん?もしかしてあたし?」

プルミエンデ「うん。」

ピスティス「何?」

プルミエンデ「名前、僕のはプルミエンデ。そう呼んでくれないかな?」

ピスティス「…あ。」

プルミエンデ「君のは?」

ピスティス「………ピスティス。」

プルミエンデ「ピスティス。」

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ニユ「へー、かっこいいな。確かどっかの国の言葉で信頼って意味だぞそれ。」

ピスティス「え、そ、そうなの。」

プルミエンデ「えっと、それもいつかのノートに?」

ニユ「うん、書いてある。その名前つけた人とは気が合いそうだぜ。」

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プルミエンデ「ピスティス。じゃあ僕はそう呼ぶね?ピスティス。」

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ピスティス「う、ん。今までなんだか、ごめんだったね、プルミ、エンデ。」

プルミエンデ「? 何のこと?」

ピスティス「えっ……いや…ん、と。」

ニユ「変にどもるね。大丈夫?」

ピスティス「………心篭ってないなあ。そんなことよりさっさと行かなきゃ、置いていかれちゃマズイでしょ。」

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プルミエンデ「うん!」

ピスティス「………。」

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アステガ「あいつにはテメェらのことは話してねえ。」

ピスティス「……何で?」

アステガ「産まれたてのガキに要らねえ負担かけることはねえだろ。余計なことは話すなよ。もしまた利用しようってんならその時は潰す。」

ピスティス「…あり得ないよ。余裕がないのはあたしも同じだ。」

アステガ「………?」

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ピスティス(嬉しいと思う度、自分自身に対して悪寒がする。…これは、あたしは親しい人間をまたつくることを怖がっているのか。その先にある別れを想像してしまうから。喪失感を理解してしまったから。あの時ちょっとでも疑問に思いさえしなければこんな風にはならなかったろうに…。)

ピスティス(両目とも抉ればこんな気持ちを感じずに済む?いや、それも最早手遅れか。どうすればいい?どうすればいいと八つ当たっても何の糸口もつかめない。心無い人形として生きる覚悟もできない。人と最初から関わらなければよかったのか…無理だろそんなこと。そもそもあたしが護衛者でさえなければ…!)

アステガ(そういや阿月の記憶にある奴、取り戻した俺の記憶にある奴、そしてこいつ。どの護衛者も別の奴だった。こんな短期間で何度も交代を繰り返してきたこと…これは偶然か?)














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シンヤ「ご主人…。」

アステガ「………。」

シンヤ「場違い感酷いんやけどなんとかしてくれん?」

アステガ「知るか。勝手に憑いてきたんだろ。」


シンヤ「まあなあ、本筋ではマスコットがハブられるんはお決まりやけどなあ。流石に話に絡めなさすぎやと思わへん?」

アステガ「シカトが望みか。」

シンヤ「せやからそのめんどくなったらシカトすりゃーええいう対応なんとかしてくれんかっちゅーとるんやが。漫才すらできんとなるとウチ顔出す暇もないやんけ。」

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ピスティス(そういえばあれってもしかすると………。)

ピスティス「ねえ、そこのネコマタ。この島にくる前のこととか覚えてる?」

シンヤ「何やの急に。んなもん覚えとらんけど?」

アステガ(……今初めて誰かのことを心の底から感心した気がする。)

ピスティス「アステガ…って呼び方これでいい?これやたらしつこくアンタにまとわり憑いてたりする?」

アステガ「だったらなんだ。」

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ピスティス「………これ、煩わしいようならあたしが消そうか?」

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アステガ「は?」

シンヤ「おおん?」

ピスティス「多分だけど、それあたしがアンタに憑かせようとして飛ばした魂だと思う。」

アステガ「……そうか変にな憑いてくると思ったらこいつもテメェの差金か。一発殴るぞ?」

シンヤ(ご主人の笑顔初めて見たかもしれん。目ェ笑っとらんけど。)

ピスティス「できれば勘弁してほしい。あたしだってこんなことになるなんて思わなかったし。」

アステガ(なんか喋り方拙くなったな、こいつ。)

ピスティス「あたしは島中にいる人達に魂を憑かせて操作してたから、アンタやあっちにいるモトカ…ってのにも同じことをしてたんだと思う。いちいち一つ一つの魂のことなんて把握してなかったからそんな風になってるなんてわかんなかったんだけど。で、まあどっちにしろそれが霊体ならあたしの力で消すことはできると思う。」

ピスティス(…既に死んでる霊体なら多分割り切れる。…多分できると思う。それに、この始末はきっとあたしにしかできない。もしあたしがやったことだとしたら尚更…。)

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アステガ「…今、消すって言ったか?したらこいつはどうなる?」

ピスティス「お陀仏。星の一部におかえりなさい。」

シンヤ「ちょっ!ちょっ!そういうことならウチの意見も聞いてほしいんですけど!」

アステガ「他にこいつを俺から取り外す方法は。」

ピスティス「無いね。護衛者の力でできる操作はこの星に宿らせるか憑依させるかのどちらか。」

シンヤ「シカトの件は遠慮したはずなんやけど!!!」

アステガ「ならいらねえ。」

シンヤ「って、おう?」

ピスティス「…いいの?」

アステガ「いらねえ。こっちでどうにかして剥がす。」

シンヤ「………ん?…んっんー?」

アステガ「消えてえのか?なら止めねえが。」

シンヤ「滅相もございません。」

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ピスティス「…個人的な興味なんだけど、理由をきいていい?」

アステガ(………今更んなことに興味持つのかよ。)

モトカ「おーい!いつまで立ち止まってんだよそこの二人!」

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アステガ「…誰かに使い捨てられるだけの存在なんてのを認めたくねえだけだ。」

ピスティス「!」

アステガ「ダベりすぎたな。行くぞ。」

シンヤ「ウッス!アニキ!自分一生憑いていきマッス!」

アステガ(いつかぜってぇ剥がす。)

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ピスティス(……使い捨て。そう、使い捨てか。アンタの立場なら…いや、アンタでなくともそう思うもんだよな。余裕が無いって言っておいてだけど、ますます自分の幼稚さが嫌になってくる。…言わなきゃよかったかな。)

アステガ「…置いてかれてえのか。」

ピスティス「あ、ゴメン。」


















モトカに寄越した方の魂は中にいるルキオが葬ってます。

そして言っていませんが彼はニユにも同様のことをしています。

これらは劇中で語られることはありません。
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