FC2ブログ
2013-09-15 00:17 | カテゴリ:第二章
今回の分岐はこの通り。

どうもルートを分けるクセがあるよう。















ニユ「………………。」


ss20130913_060207.jpg


人形(オロオロオロ…)


ss20130912_202817.jpg


ニユ「ああくそっ!なんで私があの人と話そうとしたらこうめんどくさい事態になるかな!」


人形(ビクッ!)


ニユ「……って毒づいても始まらない。ちょっとそこの君。」


人形「ぼ、僕?」


ニユ「…そのナリで僕っ娘かあ。いやいやそんなことより、今何があったか解る?」


人形「ううん、全く。」


ニユ「うん、デスヨネ。その様子でなんとなく想像ついたわ。」


人形「ご、ごめんなさい。」


ニユ「いや怒ってるのと違うし。さて、とするとどうすればいいやら。」


ss20130913_062458.jpg


ルキオ「ここであたしが登場ってね。んふふ、散々偉そうに指揮とっときながら捕まってやんのあのオッサン。もし帰ってきたら罰ゲームにあたしとお揃いのおしゃぶりロリポップ咥えさせてツーショット撮影してやろ。嫌がる顔がはっきりと目に浮かぶわ。」


ss20130912_202900.jpg


ニユ「…………………………。」


ルキオ「ん?なにその冷めた視線。じゅるるるる。もしかしてあんたもこいつ欲しいとか?でも残念、余ってるの罰ゲーム用の一つだけなのよねえ。びじゅじゅびびじゅ。食べかけのこれならあげるけど。じゅぼびじょびぶび。」


ニユ「いらねぇよあと音たててしゃぶんな耳障りなんだよ。


ルキオ「あらま辛辣。」


ニユ「……真面目な答えは期待してないけどこれからどうすりゃいいと思う?」


ルキオ「それよりまず、とりあえずこれはニユが持ってなさい。」


ss20130823_015120.jpg


ニユ「こいつは…ドッグタグ?」


ルキオ「そ、アステガがつけてたやつね。」


人形「!」


ニユ「………?これだけ無事だったのか?というかこれ持っとくことに何の意味があんだよ。」


ルキオ「いーからいーから。んじゃ早いとこここから離れるわよ。」


ニユ「反対するわけじゃないけど理由訊いていいか?」


ss20130913_062523.jpg


ルキオ「……二人がまず最初に考えるべきはユリアに気づかれないように立ち去ることだと思う。あの子はどんくらい本気でかは解らないけどあたし達全員に死んでほしいと考えてるから。そんな危険人物相手に少人数で対峙してしまう可能性は少なくしておくに越したことは無い。」


ニユ「………なるほど。違いないわ。」


ルキオ「そんでもうあたしは別れた方がいいね。あの三人と同じ轍を踏むのはごめんだし。んでその後は二人で適当に時間潰してなさい。どうせできることなんてないし。いい?絶対二人一緒でよ。」


ニユ「そりゃまたどうして。」


ルキオ「多分あいつらが近いうち貴女達の前に現れる。」


人形&ニユ「!?」


ルキオ「その子を用意したのはまず間違いなく『あの三人』だから。その時は二人して逃げなさい。二人一緒ってのは土地勘があるニユがいたほうが逃げるのには有利だから。」


ニユ「……またあいつらと顔合わせなきゃならないのか。」


ルキオ「貴女は関わりぬくことを選んだと思っていたけど。今更怖気づいた?じゃあこれが最後通告。死ぬのが怖いなら逃げてもいいよ。」


ニユ(………私の望みを知っててそれかよ。意地悪。)


ニユ「………まあこれからどうするべきかはわかったよ。んで今一体何が起きたのかってことの説明は求めてもいいのかな。」


ルキオ「大分推測の域なんだけど、あの三人は多分強制的にその子に憑依させられたんじゃないかな。少なくとも遠目からはそう見えたしそれ以外に考えつかない。…ここまで言えば向こうの目的も想像つくかしら?」


ニユ「いや、今言ってることもまるで理解できない。」


ss20130913_062631.jpg


ルキオ「……………多分、貫通死するまでその子タコ殴りにして邪魔者を一掃すること。魂だけになったあの三人なら抵抗もできないからね。」


ニユ「?!」


人形「!?」


ルキオ「これだけ言ったら理解の範疇にあるかはともかく、どんだけ危険な状況であるのか、またあの時あの場にいて唯一消えなかった貴女がそばに居ることがどれだけ大きいかお分かり頂けると思う。ああそんなことよりペロキャン美味い。」


ニユ「話の最中でも思ってたけどその飴のせいでいろいろと台無しなんだよダーホゥ。」


ルキオ「それじゃそろそろあたしは別れるから。…アステガとヴェイグがいるならきっとその内脱出してくると思うから、それまで逃げ切って。頼んだわよ。」


ss20130912_202940.jpg


ニユ「ってちょい待った。で?お前はその間何してるつもりなんだよ。まさかそんな状況って分かってるのに何もしないで見てる気なのか?」


ルキオ「……………………。」


ニユ「……………………。」


ss20130913_062842.jpg


ルキオ「あーばよ~とっつぁ~ん!」


ニユ「まあ予想はしてたよ。ってか速っ。」















ss20130913_060332.jpg


人形「…………???(状況があまり理解できていない。)」


ニユ(さっきのモトカの話じゃどこに隠れても無駄だろうし、本当にできること何もないみたいだ………。)


ss20130912_203041.jpg


ニユ「………さて、そういうことらしいから。何していようか?というか自己紹介もまだだっ………」


人形「?」


ニユ「………何だこの臭い。」


人形「臭い…?」


ニユ「……………良く見りゃ髪もベタついてるし。ねえ君、失礼だけど最後に風呂入ったのいつかな。」


ss20130913_060351.jpg


人形「………………風呂、風呂?」


SE(ガシィ!)


ss20130912_203139.jpg


ニユ「O.K.もうやることは決まったな。私んち行くぞ。」


人形「え、あの」


ニユ「口答えは許さん。最後に風呂入ったのがいつかも覚えてないなんててめーはいつの時代の人間だ。平安か、平安なのか。よかろう、まずはその錯誤に塗れた脳の隅から隅まで私が手ずから改造してやる。反論があるか、あれば悉く却下だ。」


人形「ちょ、引っ張らないで!というか何言ってんのかわかんない。目も怖いよ?」


ニユ「ごめん今のあんたと一緒にいたくないんだわ。正直腕引っ張るのも嫌だし。まあ悪いようにはしないから安心しな。」


人形「知らない人相手なのに安心なんてできるわk」


ニユ「いいからつべこべ言わずついてこいや。」


人形「は、はい!」


ss20130913_060531.jpg


人形(……なんでこの人こんなに怒ってるんだろう?)















ss20130913_231611.jpg


ユリア「…………。」


ss20130913_063216.jpg


ルキオ「やっぱ気づいてたか。実は最初から見張ってたとか?」


ユリア「…………。」


ルキオ「………多分、今回は指導者も出向いてくるんじゃないかな。アステガがいない今、彼女の動きを制限するものが無いのだし。結局ニユは逃げなかったし。」


ユリア「…………。」


ルキオ「もしかしたらラストチャンスかもよ。せいぜい頑張れ。」


ユリア「気持ち悪っ。」


ルキオ「応援した相手になんつー言い草だよ。まああんたらしいっちゃらしいけど。」


ユリア「…………。」


ss20130913_063225.jpg


ルキオ「…あたしにとってもムカつくことだらけだってことよ。誰も彼も他人に頼ってばっかだったり、かと思えば他人のこと考えようとせずに自分のことしか考えない奴もいたり。また、わかってながらそんな奴に加担してる自分に対してもムカつく。そんなザマだし、見てたらぶち壊したくなることだってある。それにあたしにとってはモトカとレザシアの未来以外は二の次三の次だし。」


ユリア「あんた、ほんとにルキオ?


ルキオ「それ以外の誰かに見える?」


ユリア「…………。」


ルキオ「あばよ。生きていたらまた会いましょう。」


ss20130913_231624.jpg


ユリア(あいつの乱心って、どこまでが『らしさ』なんだろう。)


ユリア「…………。」


ユリア(ま、他人の構ってに応じてやることもないか。)
















両面宿儺は二面性という顔も持つ、


人は皆、己が解さぬ別の顔を持つのやも。
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://2coohcooh.blog20.fc2.com/tb.php/73-1b1b7a10