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2012-02-28 11:59 | カテゴリ:序章
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ヴェイグ「なんだか奇妙な感じだ。本来なら質問する内容が逆の筈だろうにな。」

アステガ「どうせ知らねぇことを訊いても仕方がねぇだろ。そもそももう期待はしてねぇ。」


ヴェイグ「酷い言われようだな。本当はお前の正体を最初から知っていたと今言ったらどうする気だ?」


アステガ「………どういうことだ。」


ヴェイグ「言葉通りだよ。」


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アステガ「テメェ……、ずっと知ってて黙ってやがったってのか……ッ!」


ヴェイグ「声がでかいぞ。他の客や店員サンに迷惑だろう。」


アステガ「どうでもいい。それより知ってることを教えろ。」


ヴェイグ「今は嫌だ。」


アステガ「………。」


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ヴェイグ「物に当たるなよ?お前の腕力だとここの食器や家具も普通に壊しかねないからな。その場合弁償は誰がするんだ?」


アステガ「関係あるか。俺の正体が判りさえすりゃテメェも用済みだ。ならこの島にいる意味もねぇからな。」


ヴェイグ「嘘だな。」


アステガ「ぁ゙あ?」


ヴェイグ「嘘だろう、それ。断言しよう、お前がこの島から離れるなんぞあり得る筈が無い。私が全て吐いたところでそれは変わらないさ。『お前はそういうふうにできているんだから。』」


アステガ「…………何が言いたいッ!?」


ヴェイグ「だから言葉そのままその通りさ。それに否定はできまい?」


アステガ「……チッ!」


ヴェイグ「ついでにお前ならそんなことしようと考えもしないだろうが、私を痛めつけて情報を訊き出すのも無駄だぞ。何故かは昨日のユリアの有様を見て見当がつくだろうがな。」


アステガ「…んな細かいとこまで知ってたか、気味悪ぃな。」


ヴェイグ「そうだろうよ。悪いな、それが私達だ。あと私達が何者かだったか、それも今は言うまい。ただ、あの三人組を止めるために活動しているということは言っておくよ。……まあ詳しいことはまた時が来たら教えよう、お前の正体共々な。」


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アステガ「………………。」


ヴェイグ「…また街を徘徊か?」


アステガ「テメェに関係あるか?」


ヴェイグ「程々にしとけよ、毎度毎度ついていくユリアの気が休まらない。」


アステガ「……………テメェらどこまで…ッ!」


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ヴェイグ「……夕食までには帰ってこい。どうせ他にアテもないだろう。」














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モトカ「…………。」















ルキオ「っと、あたし達の正体を話す前に一つ訊かなきゃならないことがあるわ。」


モトカ「というと?」


ルキオ「モトカ、アンタこの島にこれからも留まるつもりなの?」


モトカ「え?いやそりゃ俺を連れてきたルキオがここにいるんだし───」


ルキオ「──っていうのはナシよ。あなた自分がまるで関係していないのにこんなことに首突っ込んでいくつもりなの?それで死んだらどうするつもり?昨日のあれでこの島がどれだけ危ない場所かはわかったでしょう?」


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モトカ「あ………。」


ルキオ「前に教えたはずよね。『生きたいならまず危険を冒すな』って。この島で起きてることはあなたがそれを破るだけの価値のある事だと思う?」


モトカ「でも、ルキオは残るつもりなんだろ?」


ルキオ「そりゃあたしには昔からの因縁というか腐れ縁みたいなものがあるからね、付き合わざるを得ない。でもそれにあなたを巻き込んでしまうのは前々からどーなのって思ってたのよね、正味な話。」


モトカ「いや、だったらなんで俺をここに連れて来たんだよ?」


ルキオ「仲間が戦力になりそうだから連れてこいって言うんだもの。まあ当初はあたしもそのつもりだったんだけど、昨日のあれを見たらまた心配になってきちゃってね。」


モトカ「……助けがいるならそう言えばいいのに、なんかはっきりしないな。ルキオらしくない。」


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ルキオ「そ、あたしははっきりしてないの。だからそこは本人に決めてもらおうと思ってね。あたしのことは考えなくてもいいからあなたが『自分がここにいるべきか』、しっかり考えてどうするか決めなさい。もしまだここに居たいって言うのならあたしらの正体も教えてあげる。」















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アナウンス「マルクトの船着場行きの飛空庭、まもなく発進致します。ご利用の方は────」


モトカ「さて、と。」















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ヴェイグ「………フゥー…。」


ヴェイグ「参ったな、訊かれると思って事前にどう説明するか考えておいたのにな……。」


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ニユ「Zzz………。」


ヴェイグ「この娘のこと、語る気満々だったんだけどねー……。空気読んでくれるかと期待した私が馬鹿だったのかねー……。」













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??「………………ううっ、もう、駄目だ。ようやく、出てこれたのに……。」


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人形「お腹空いて…動けない……。」















序章における全行程を終了しました。


続けてこれより第一章を開始致します。
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