KD

2011-12-22 03:55 | カテゴリ:序章
君は僕が守る。


              阿月















寝ているんじゃない、倒れているんだ。


レザシア「ッ……!ガハッ!グホッ!!」


が、死にません、主人公ですから。


ニユ「………え、え?」


Here comes a new challenger!


アステガ「───────。」


ニユ「えっく、と、何が…え?」


??(この娘に手を出すな──)


ニユ(……………私は、)


???


??(───なら、僕が相手になる!)


ニユ(この人を、知っている?)


アステガ「───────。」
















完全に一致


なぜ俺はこんなところにいるのだろう。


こんな電波的な台詞が吐ける日がまさかこようとは思わなかった。



まず、どういう状況だこれは。


ボーッとしている。


ニユ「…………ひくっ……えっく……。」


俺のそばには泣きながら呆けた顔をした人間が一人。確か前一度顔見たなコイツ。


紳士、怒りのチャーグル


レザシア「グフッ!ブフォア゙!ブルァァァァアアアアア!!!畜生ッ!!ちくしょおおおお゙お゙お゙お゙!!!


で、結構遠いところに蹲って苦しそうにのたうち回っている人間がまた一人。コイツは初めて見た。にしても随分オーバーな苦しみ方だなオイ。セ●かお前は。


手には剣、肩に何かが勢いよく当たったような感触。


…………、さっきまで俺、皿洗いしてたよな?


颯爽と


シンヤ「ご主人!?一体何事やのん!?いきなり家飛び出して!」


どんな顔しているかは想像に任す


アステガ「………………………。」


シンヤ「ウワァ、なんでウチ登場しただけでこんな渋い顔されるんやろ。」


アステガ「いや、丁度いい。今の状況を説明しろ。テメェの出来る限りでいい。」


シンヤ「んえ?どういうこっちゃ。こっちが説明してほしいくらいなんやけど。」


「ちょっとしたことで剣を振り回すんはやめてほしいと思う。」


アステガ「いいから早く。」


シンヤ「オオウ、妙なほど静かな口調のせいでディレイキャンセルのプレッシャーがいつもより…こりゃ相乗効果っちゅうやつやね。」


アステガ「マジで刻むぞテメェ。」


シンヤ「いつにも増して短気やなぁ、わかっとるっちゅーの。えーっと、『皿洗いしとったご主人がいきなり手を止めたかと思ったら剣持ってどっかいったんで追ってきたらこうなっとった。』これでええ?」


アステガ「ああ、十分だ。」


…コイツの話がマジなら俺は自力でここに来たってことだな。それも無意識で。


で、次に俺はここで何をした…?


アステガ「…………。」


ボーッとしている。


ニユ「………ひっく…………ぐすっ………。」


アステガ「おいテメェ、訊きたいことがあるんだが。」


ニユ「はひっ!?」


アステガ「今俺は何をした?」















ドン引き


うわあ、この人危ない人だ。


いや、私も人のこと言えないのだけど。私もなんでここに来たかわからないんだけど。


ニユ「え、い゙え、私も…ひくっ…なにがな゙にやら。」


アステガ「まず泣き止め。んで鼻拭け。」


ああ、私は泣いていたんだなと今ようやく理解した。どうりでさっきから途切れ途切れにしか声は出せないし鼻で息出来ないし…。そういえば安心したからか体中に上手く力も入らない。


ムズッ


ニユ「で、でもちり紙なん゙て、もってない……ふ、ふぇ、」


あ、ヤベ。


ゾクッ


アステガ「………おいまさか──」


シンヤ「危ないでご主人!下がりぃ!」


アステガ「チッ!!」(SE:ガシッ


シンヤ「ちょ!ウチを盾にするんやのうて避けりゃええんやn───」


リユース


ニユ「ぶぇくしょぇい!!!」


シンヤ「ニ゙ャァァァァァ─────!!!」


あー、やっちった。どうしよこの鼻水。


…あと、なんか妙な生物よ、スマンカッタ。















空気が、台無しである。
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