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2009-05-27 22:28 | カテゴリ:始まる前のうんたら
人間の限界は決まっている。

「死」を越えられない程度だと。













聞いたこともないその言葉に少しの間困惑する。
人間の限界が「死」を超えられない程度。まあ、確かにそうなのかもしれない。
確かに人間は「死」は越えられない。「不死」は既に生物の定義に反している。だとしたら間違いではないはずだ。事実、それ以外のことならば人は何でもやってのけそうな気がする。
そこまで考えてふと気づく。
なんだ今の言葉は。
人間の限界についてのほぼ的を獲た回答。そんなもの俺が突拍子も無く思いつくか?いや、考えた事すらもないはずだ。なら誰かの独り言でも聞いたか?いや、それもあり得ない。なぜなら───

ここにいる人間は、全て俺が(ザ───)ずだ。

ん?
何だ今の、頭に直(ザ─)いたノイズの(ザ─)な音は。
(ザ──、ザ)ったい何(ザ──ザ──────)

ザ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。













停止より25年経過。再起動開始。基盤起動。セットアップ開始・・・13%・・・52%・・・89%・・・95%・・・100%。
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「・・・・・。」

目が覚めたら空が見えた。仰向けになっているのだから当たり前か。
いや、仰向けになっているからといっても必ず空が見えるわけではないだろう。天井とか二段ベッドの上の段とか、いや寧ろそっちのほうが普通のはずだ。
何故、空が見えた?
答えは、野外だから。
違う、俺はそんな答えを求めているんじゃない。何故俺は野外で寝ていた?普通家とかで寝ているものではないのか?何故──

ズキ

一度にいろんなことを疑問に思ったからか、小さな頭痛がした。それと同時に頭は一瞬だけ真っ白になる。
もう一度考えていた事を思い浮かべようとしたが、心底どうでもよくなった。

「だりぃ・・・。」

誰にでもなく呟く。同時に起き上がり、周囲を見渡す。
眼球に映し出される映像と記憶が一致しない。ここは何処だったろう。何故俺はここで眠っていたのだろう───

現在地:アクロニアの林 アクロポリスシティの北西部に位置している。

ん?何だ今の言葉は。そんな内容の言葉思い描いた覚えは無いが───

生息する怪物:プルル ミルクピッチャー クローラー ベア 採れる素材:各種草 キノコ 巨麦 パンの実 小枝 材木 果物

何かが頭に勝手に────

現在地:アクロニアの林 アクロポリスシティ(現在のアクロニア大陸《かつて高度な文明を誇った大陸の一つ。かつての対戦でその文明は崩壊していr》の首都)の北西部に位置している。 生息する怪物:プルル(ゼリー状の生物 落とすもの:ゼリコ ゼリコポーション ソーダ水 青いゼr) ミルクピッチャー クローラー ベア 採れる素材:各種草 キノコ 巨麦 パンの実 小枝 材木 果物

何が─────

現在地:アクロニアの林 アクロポリスシティ(現在のアクロニア大陸《かつて高度な文明を誇った大陸の一つ。かつての大戦でその文明は崩壊している。主都はアクロポリスシティ。近隣にノーザン、アイアンサウス、ファーイースト、モーグという国が存在している。》の首都)の北東部に位置している。 生息する怪物:プルル(ゼリー状の生物 落とすもの:ゼリコ《ゼリー状の食べ物。他にも用途はある。》 ゼリコポーション《ゼリコを液状にしたもの。》 ソーダ水《炭酸水。二酸化炭素と水を合s》 青いゼリコ、ロウ、ワックス、プルルスタンプ) ミルクピッチャー(ゼリー状の生物。プルルの亜種 落とすもの:ミルク、バター、白いゼリコ、破れた魔法書、魔力の結晶、カッパーメダル、シルバーメダル、ミルクピッチャースタンプ) クローラー(大型の芋虫。草食。 落とすもの:キチン、青汁、緑のゼリコ、魔力の結晶、さなぎ、不思議なさなぎ、クローラースタンプ) ベア(凶暴な熊。集団で行動する習性を持ち、単独で現れることは珍しい 落とすもの:りんご、毛皮、革、上等な毛皮、破れた魔法書、ベアスタンプ) 採れる素材:各種草(アボリー草、マリカ草、リール草、レグナ草。薬草の原料になる。) キノコ(毒キノコもある模様。何故菌類なのに種があるのかと。) 巨麦(すごく・・・穀類です。) パンの実(パンの木から生る実。主に食用として広く使われt) 小枝 材木 果物














「・・・・・。」

正気に戻り再び辺りを見回す。確か此処はアクロニアの林。南西に下れば大きな街があるはずだが・・・。

「・・・ウザってぇ。」

とてもそこに行くような気分にはならない。特に今は何故か妙に気分が悪い。『何かが植えつけられたかのよう』に頭が痛む。ついでに腹も減った。そういえば最近まともに食事を取っていない気がする。
そういえば『最近とはいつのことだったか』。
まあどうでもいいか。今の俺に必要な物は食料。それ以外は何一つ必要ない。
不意に背後から重苦しい音を鳴らしながらベアが現れた。単独で現れるとは珍しい。そして好都合だ。
「悪ぃがてめぇには死んでもらう。りんごくらい出せよ。」
方向転換。ベアと向き合い左足に力を込める。同時に腰のベルトにかけてある剣の柄に手を当てた。














されど人は「不死」を求める。

自らを許容できぬが故か。
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